子(ねずみ)年

10月6日(水)〜11月4日(木)の運勢

 “行き違い”に悩まされるとき。

 この時期の前半の運気は上々。公私とも頑張りが報われ、充実感を得られることでしょう。

 ただし、後半に向かうにつれ、さまざまな“行き違い”を感じるように。

 やる気と運気がリンクせず、何をやっても空回り……そんなジレンマを感じるひと月となるかもしれません。

 特に注意したいのが、コミュニケーション面。言葉の行き違いが原因の揉め事が多発する可能性あり。

 仕事の場面では、上司への“報・連・相”をいつも以上にマメにする。自分の作業に関係してくる同僚とも、進捗状況を報告し合うなど、十分なコミュニケーションを。

 その際は、言葉選びを慎重に。誤解が生じないよう、また相手の気を悪くしないよう、的確な言葉を選んで伝えるようにしてください。

 プライベートも同様です。パートナーがいる人は、相手の物言いに引っ掛かりを覚えたり、言葉が足りないことから誤解が生じたりして、口喧嘩が増える気配。

 この時期のいざこざは、深刻な問題に発展しかねないので、万一、揉めてしまったときは、言葉を尽くして話し合い、早めの関係修復に努めてください。

 フリーの人は、素敵な出会いは期待薄。

 この時期は、ステップアップのための勉強や丁寧に暮らすことにエネルギーを使うのが賢明といえそうです。

 恋に限らず、こうした低調期は、運気に抗って進もうとするより、実力を高めることに専念するのが得策。

 集中する物事があれば、気持ちも紛れ、達成感を得ることで自信がつけば、希望の光も見えてくることでしょう。

 気をつけてほしいのは、交通事故。血を見るような事故に発展しやすいときなので、運転する際はもちろん、歩行中も周囲には十分注意してください。

 健康面で注意したいのは、胃炎や消化器系の不調。

 この時期、相性がいいのは、丑(うし)、辰(たつ)、申(さる)年。

 距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、午(うま)、未(ひつじ)、酉(とり)年の人。

 吉方位は、北と西。避けたほうがいいのは、南と東。

※次回更新日は11月2日(火)
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※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2021.10.03(日)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい