恋の相手は一緒にいて落ち着ける人

 現状に満足している人はこの7月、大いに遊び旅行にも出かけて夏を満喫してください。もし現状を変えたいと願う人は、勇気を出して仕事形態や職種を変える、住む場所を変える、また人間関係の見直しを図るよい機会です。

 蟹座で新月となる7月10日(土)は、不思議な力が宿るラッキーデーです。新しいことを始めたり、大切な人と会う計画を。思い切って遠出をすると視野が広がり、幸運をキャッチしやすくなります。

 また7月12日(月)以降は、水星が蟹座に入座し、スピーチや文筆の才に恵まれます。仕事相手を納得させるトークや、人の心に響く文章が湧いてくる可能性大。物語を紡ぐ才能にも溢れているので、小説や脚本などに挑戦するのもあり。

 7月17日(土)前後は仕事や人間関係、また健康面でも注意が必要です。突然の決断を迫られても、しばらく様子を見ること。何事も即決せず、気持ちが決まるのを待ってから判断しても遅くありません。

 恋愛はワクワクする相手より、一緒にいて落ち着ける人を探しましょう。身近にいる獅子座、牡牛座とは、息の長いつき合いになりそうです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蟹座を運行するのは7月8日(木)夜~7月11日(日)午前中まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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2021.06.29(火)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE