◆山一醤油製造所「あけがらし」

江戸期より伝わる滋味溢れるピリ辛自然食

 寛政元年創業の山一醤油製造所は、醤油蔵が登録有形文化財(建造物)にも指定されている歴史ある醸造元。

 江戸期から伝わり、大正時代に名付けられたあけがらしは、もともと婚姻などのお祝い事の際にしか仕込まない門外不出の食べ物だったのだそう。

 材料は米麹、からし、醤油、唐辛子、麻の実、三温糖の6つ。米麹のつぶつぶ食感に味噌のようなコクと甘じょっぱさ、からしの酸味と唐辛子や麻の実のピリ辛さが合わさり、日本人好みの風味豊かな一品になっている。

 そのままお酒のアテとして味わうだけでも十分美味だが、ご飯や納豆、豆腐などはもちろん、アボカドやチーズなど和洋問わず幅広い食材とマッチする。

 食欲増進のために江戸時代から伝わる自然食で、夏バテのときにもおすすめ。

山一醤油製造所

所在地 山形県長井市あら町6-57
電話番号 0238-88-2068
http://akegarashi.jp/framepage1.htm
※通販可