うだるような残暑は辛さで吹き飛ばしましょう! そこで、47都道府県の“ご当地”旨辛グルメを大特集。今回は、全国の名店が腕によりをかけて作る「お取り寄せキムチ」を集めました。食卓のレギュラーおかずに入れてみては?


◆茨城県

◆カワシマ食品「極み ゆばキムチ」

リピート間違いなし! 和と韓の美味しい融合

 国産野菜にこだわり、添加物や着色料、保存料を一切使わずキムチ作りに励むカワシマ食品。

 数種類の唐辛子をブレンドし試行錯誤の末に完成した、味の要となる自慢のキムチあん(タレ)は口当たりがよく日本人好みの仕上がり。

 手掛けるキムチの中でも今回紹介する「極み ゆばキムチ」は珍しい一品で、寒冷な気候と良質な水に恵まれた奥久慈地方で製造される、県内産の大豆100パーセントのゆばを使用している。

 一見するとキムチの味が勝ってしまうようにも思えるが、辛さの中にも、品のあるゆばの優しい風味をしっかりと感じることができ、そのバランスのとれた味わいには思わず唸ってしまう。

 おもてなしの一品として振舞ってもきっと喜ばれるはず。

カワシマ食品

所在地 茨城県水戸市住吉町92-31
電話番号 029-246-0660
http://www.kawashima-kimuchi.com/
※通販可

◆栃木県

◆キムチ家 舳心「たまごキムチ」

卵が丸ごと入った新感覚のキムチ

 オリジナルの創作キムチが豊富な、キムチ家舳心のインパクト大な「たまごキムチ」。

 使われているのは、濃厚な味の地元産ブランド卵・那須御養卵。韓国産の唐辛子や北海道産のイカの塩辛、栃木県産の野菜などが入った和風な自家製キムチだれが、卵の風味を残しながら程よく黄身まで染み込んでいる。

 マヨネーズをかけるとさらに旨みが引き立ち、ビールとの相性はもはや言わずもがなだが、ワインや日本酒との相性も意外によく、オールラウンダーなおつまみとして活躍すること請け合い。また、辛みがそれほど強くないため子どもにも人気が高く、家族みんなで楽しめるキムチでもある。

 キムチ家舳心では他にも、トマトや山芋、牛すじなど変わり種のキムチが揃うので、お取り寄せするなら、あれこれ一緒に注文して食べ比べてみたい。

キムチ家 舳心

所在地 栃木県矢板市中1049
電話番号 0287-43-7909
http://www.kimuchi-ichiba.com/
※通販可

2021.09.04(土)
文=Five Star Corporation
撮影=鈴木七絵、釜谷洋史