【2021年4月】悟明老師が占う「アジアの動き」
今月の鍵となる星のひとつ、太陽星はフィリピンを中心とした東南アジアを意味し、ここに化権が入ってくることから、内部闘争や内乱の心配があるひと月です。
しかし、この時期は、同時に文曲星が吉星である化科をともなって入ってくるため、明るいニュースも多くなる予感。特に、芸能や娯楽が活性化し、その影響は多くの国に及びます。
こうしてフィリピン、インドネシア、ベトナムに光が当たることで、東南アジアから東アジアにかけての景気回復に勢いがつき、ひいては全世界の福音ともなっていきます。
皆さんが気になっている東京オリンピックも、開催に向けての準備が進むことでしょう。星回りを見る限り、延期などはなく、予定通りの時期に開催されると見ています。
この時期、日本と韓国には、吉星である天徳と凶星である陰煞が入ります。コロナ禍はくすぶりつづけることと思いますが、天徳による大いなる祝福を受け、その偉大なる力によって守られていくひと月です。
台湾は、前述したようにアメリカの舌戦の影響を受けますが、吉星の解神に守られ、大事に至ることはないでしょう。
中国には、死傷を示唆する白虎、病気を意味する病符が入ってくることから、新型コロナの感染拡大、または新たな問題が発覚するかもしれません。
アジア全体としては、閉塞感は減少し、経済が徐々に動き出す実感を得られるひと月となるように思います。
2021.03.30(火)
文=堀 由美子