2021年3月29日(火)3:49に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、天秤座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

人と集うのは前日の3月28日(日)がベスト

 春の月といえば、朧月夜。霞たなびく夜空に柔らかな光を放つ満月は、冬のきりりと冴えた空に浮かぶ満月とはまた別物な感じがします。

 春分が過ぎて最初の満月は天秤座で輝きます。“美と調和”はこの日のキーワードです。

 環境美化デーと称して、身の回りを美しいもので満たしましょう。

 また天秤座の満月は社交好きでもあります。桜の季節でもあるので。観月花見会を開くのもよいでしょう。

 厳密に言うと3月29日(月)の未明に月は最高潮に満ち満月になるので、夜には月は欠け始めます。

 人と集うのは前日の3月28日(日)がベスト。この日なら愛も友情も豊かに育ちます。

 またこの満月に対し自制心や責任感をもたらす土星が調和的に働くので、誠実な関係が育つとの暗示も。3月の満月はクロウムーン(カラス月)、ビッグクラウズムーン(大雲月)と呼ばれます。

 満月が大きな雲に覆われないように祈りたいものです。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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