最新の美容家電の実力は、エステサロンの施術を再現するなど、かなりの本格派。

 髪、顔、ボディ、ネイルなど、気になる部分をケアする美容家電があれば、おうちが瞬時にエステサロンに。

 さらに、どの美容家電も、キレイと同時に使用中の心地よさも追及しています。おうちエステタイムは、リラックスタイムでもあるんです。

 リモートワークで疲れた後は、おうちエステで心身ともにリフレッシュしましょう。


優しい温度とリズムで顔もボディも引き締める

●パナソニック「温感かっさ EH-SP21」

パナソニック「温感かっさ EH-SP21」

20,000円(実勢価格)
https://panasonic.jp/face/products/kassa/EH-SP21/feature.html

 「かっさ美容」とは、約2500年前の中国を起源とする「かっさ板」を肌にすべらせたり、引き上げたり、流れるように動かす美容法のこと。

 その手法を応用したのが、この「温感かっさ」。特徴的な形状は、顔やボディの様々な部位にマッチするように設計されています。

 まずはフェイスケア。使用前に、しっかりと顔が湿るほど化粧水をつけます。「温感かっさ」本体のボタンで、37度、40度、42度の温度の中から好みの温度を選び、リズムの有無も選びます。

 その後、お手本動画や使用方法通りに「温感かっさ」顔面に滑らせます。

 適度な温度で温感を巡らせることで、肌が引き締まると同時に、明るさ感がアップします。

 このアイテムの優れた点は、顔のほかに全身にも使えるということ。

 入念にフェイスケアをした後は、デコルテ、肩、二の腕、ふくらはぎなど、凝っている部位やむくみが気になる部位に使用可能です。

 スチーマーと併用すると、効果がより実感できます。使用するタイミングは入浴後の就寝前がおすすめです。

2021.03.10(水)
文=木内貴子