[テーマ別] 気分に合わせて今すぐ読みたい
カフェ友文庫案内

 カフェでほっと一息つくとき、乗りものの中、あるいは料理の合間にキッチンで──文庫はいつでもそばにいてくれる友達のようなもの。シチュエーションに合わせたおすすめの文庫を紹介します。今回は「優しい気持ちになれる」文庫。

» 第1回 旅に持って行きたい
» 第2回 愛を感じるラブストーリー
» 第3回 震えるようなスリルを味わう

 今回のテーマは「優しさ」。仕事がうまくいかなくて落ちこんだ日も本はあなたの味方です。ほっこり優しい気持ちになれる小説&エッセイ。

『そして生活はつづく』 星野 源

「全ての人に平等に課せられているものは、いずれ訪れる“死”と、それまで延々と続く“生活”だけなのである。」

 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、生活はつづいていく。ならば、そんな日常をおもしろがろう。俳優・星野源、初のエッセイ集。

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優しい気持ちになれるおすすめ文庫

<次のページ> 『沖で待つ』 絲山秋子

2013.04.11(木)
text:Kan Yanagibashi
photographs:Asami Enomoto

CREA 2013年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

春だから。気持ちいい読書

CREA 2013年5月号

完全保存版 今、読むべき最強442冊
春だから。気持ちいい読書

特別定価 690円(税込)