ステイホームで運動量が少なくなっている今、ボディのゆるみが気になる! そんな人に「筋トレ」と「食事管理」で、適度に筋肉のあるメリハリボディを手に入れる、超初心者でも無理なくできるダイエット法を5回にわけて徹底解説!

 第五弾は、アスリートフードマイスターの関山大輔さん考案の、筋トレ効果がアップするスープレシピをご紹介します。

»【1回目】欲しいのは適度に筋肉のあるボディ! 【筋トレダイエット】超基本Q&A
»【2回目】YouTube筋トレ動画で痩せボディに! 無理なく続けられる超初心者向け10本
»【3回目】プロテインは飲むべき? など11問 筋トレダイエット 食事の基本Q&A
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プロが考案! 栄養とたんぱく質を摂取できる絶品スープ

 筋トレ後の食事は、せっかくの運動効果を妨げないものにしたい……。

 第三弾で解説したように、筋トレ後は、壊れてしまった筋肉を補強するたんぱく質を摂取することが大事。そこで、アスリートフードマイスターの関山大輔さんに、バランスよく栄養とたんぱく質25グラムをチャージできるスープを教わりました。

 温かいスープは、胃腸も温められて消化もよく、快眠にもつながるはず。

 ちなみにたんぱく質は、動物性、植物性によってさまざまな栄養素に違いがあるので、なるべく複数の食材からたんぱく質を摂取するのがおすすめ。

 スープのベースとなるボーンブロスは、あらかじめ時間のある週末などに作っておくと、温めるだけで極上の旨みを楽しめるので、ぜひチャレンジして。

さまざまな食材のパワーで、エネルギー補給

◆湯葉の中華風スープ

 たんぱく質を湯葉、豆類から摂取。生姜とごま油の香りが効いた、すっきりとした味が楽しめるスープ。

■材料(1人分)

・湯葉(乾燥を戻したもの):50g
・まめミックス(缶):10g
・切り干し大根:3g
・干し椎茸:4g
・赤ピーマン:5g
・黄ピーマン:5g
・にんじん:7g
・にんにくのみじん切り:少々
・ごま:少々
・生姜:少々
・塩:小さじ1/2
・ごま油:少々
・醤油:少々
・水:100 ml
ボーンブロス:100ml ※市販の顆粒スープの素100mlでも代用可能

■作り方

(1) 赤・黄ピーマン、にんじんは長さを揃えて細切りに。干し椎茸は、水で戻した後、長さを揃えて切る。湯葉、切り干し大根は他の食材と同様に切り揃える。

(2) 鍋に水とボーンブロスを入れて火にかける。温まってきたら湯葉以外の具材を投入して、中火で加熱する。

(3) 煮立ってきたらにんにく、生姜、塩、ごま油、醤油を入れてよく混ぜる。

(4) 湯葉を入れて軽く火を通す。器に盛り、ごまを振りかけて完成。

【ポイント】

・にんじんなど根菜類は、皮と身の間に栄養がたくさん詰まっているので食べられるものは皮つきのまま調理を。
・湯葉は火を入れすぎるとトロトロになってしまうので最後に投入。ボーンブロスで味がしっかりとする場合は、醤油は入れなくてもOK。

2021.02.18(木)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史
撮影協力=UTUWA