人気料亭の「豚の角煮」は味・食感ともに最高級!
まずは、コロナ禍においてもその人気ぶりからなかなか予約のとれない秋田県の料亭「たかむら」の「豚の角煮」をいただきます。
良質な豚バラ肉を米ぬかに漬け、1時間かけてじっくり煮込むことで脂を抜いて作られているこちらの角煮。丁寧なひと手間をかけることで、余分な脂を米ぬかに吸わせると同時に、米ぬか特有の甘みを豚肉に浸透させています。
湯せんで解凍してパウチの封を開けた瞬間、かつおだしの匂いが辺りにふわっと漂い、わっ美味しそう! と期待が高まります。
口にすると、ホロホロッと溶けていくような豚肉の舌触りに感動。そして、噛めば噛むほど、豚の上品な甘みがあふれ出して美味しいこと。これが冷凍食品だということを忘れるほどの食体験でした。
惜しむらくは、120グラムで3,000円、240グラムで6,000円と少々お値段が張るところ……ここぞというときのストックや、お世話になった方への贈りもの向きかもしれません。
鯛やホタテがゴロゴロ 体にうれしい具沢山のスープ
次にいただいたのは、素材そのものの食感や風味を楽しめる「主食スープシリーズ」から「鯛と8種具材のミネストローネ」。
カリッと香ばしく焼き上げた皮としっとりとした身を味わえる、愛媛県宇和島産のポワレが、レンズ豆やじゃがいも、パプリカなど8種の野菜がゴロゴロと入ったミネストローネとマッチしています。
特筆すべきは鯛の大きさと食感! メインディッシュとして出しても遜色ない大きなサイズのポワレが2切れも。ふわふわ肉厚で、食感も申し分なし。これが冷凍食品だとは言われなくてはわかりません。
最後に、じゃがいも、小松菜、人参などの野菜で鮮やかに彩られた、旨味と栄養がたっぷりの「帆立のミルクチャウダー」を。
貝類の奥深い旨みが凝縮されたスープに牛乳を加えることで、濃厚なのにさらっと飲みやすい繊細な味が実現されています。
ホタテは6、7粒と贅沢に入っており、こちらも食べ応え抜群でした。
「温めるだけで食べられる」というお手軽さはもちろんのこと、味・食感、そしてニーズに応じたラインナップまで進化している冷凍食品。これからも“冷凍料理”から目が離せません!
冷凍良食
https://reitouryoushoku.com/
※「主食スープシリーズ」は2021年3月1日(月)より販売開始。また、「HATSU」の中華丼と「主食スープシリーズ」は「CAMPFIRE」でクラウドファンディングプロジェクトを展開中。
2021.02.20(土)
文・撮影=CREA編集部