びっくりするくらい筆が描きやすい!
そもそもこの製品は、「落ちにくさ・描きやすさ・発色のよさ」をすべてパワーアップさせた、いわば集大成版ともいえるものなのだそう。
どの太さでもくっきりキレイに発色するし、力加減のしやすい筆部分も優秀だし、いってみれば最終形態だなと思いました。
そして、びっくりするくらい筆が描きやすいのにはやはり理由がありました。
筆の先端を1として、根元の太さが290という、「1:290」の比率になっていて、その比率のおかげで安定した描き心地と繊細なフィニッシュラインを実現できるのだそう。
コレは、このリキッドアイライナーのみに採用された比率なのです。
毛の質自体もコシがあってしなるので、ほぼ横に倒すように描いたり、先端で目尻の繊細なラインを描いたりが自由自在。
なにしろ今回、試しに片手で描いてみたら、ほぼ理想通りに描けましたから(通常は反対の手で軽く目尻側を引っ張ったりして入れますよね)。
それだけ安定して描ける構造なんだと思います。
2020.12.17(木)
構成・文=斎藤真知子