男性と女性の“真ん中”に 自分の存在を確立させたい

 宝塚歌劇団を退団後、舞台だけでなく“ジェンダーフリーのアイコン”としても注目を集めている。

「退団のタイミングが運よく時代に合っていたのかもしれません。俳優でも女優でもなくアーティストという肩書きを選んだのは、男らしく、女らしくで割り切れない、男性と女性の間のニュートラルな状態から、役によってどちらにも振れるというのが楽しいから。

 だから普段の私は男性と女性の“真ん中”にいようと。単に私はスカートをはいたり、髪を伸ばしたりすることにあまり興味がないというのもありますが(笑)。どうしても宝塚の元男役というと、イメージが先行しがちですが、そういった男らしさも女らしさも混ざっている中に、自分の存在が確立できたらいいなと思います」

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「舞台中は緊張で眠りが浅くなりがちなので入眠準備の時間を大切に。好きな香りのバスソルトを入れたお風呂に長めに浸かり、リラックスします」

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美弥るりか(みや るりか)

2003年に宝塚歌劇団に入団し男役スターとして活躍。星組を経て12年より月組へ。19年6月に惜しまれつつ宝塚を退団。現在、アーティストとして歌や舞台等、幅広く活動。スタイルブック『Rurika is』も発売中。

2020.10.26(月)
Text=Kyoko Murahana
Photographs=Takashi Yoshida(Makiura Office)
Styling=Chiaki Furuta
Hair & make-up=Tomoko Okada(tron)

CREA 2020年11・12月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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様々な業界で活躍する人たちの人生を支えてきた習慣とは? 大切にしている美の価値観とは? 時に悩みながらも、美容を通して“自分らしさ”に真摯に向き合ってきた“あの人”に取材。そこから見えてきたのは、揺らがない自分でいるための美容でした。