【2020年9月】悟明老師が占う 「開運行動」

 現実的な部分では、可能な限りのリスク回避と十分な備え、これに尽きます。

 海や河川など、水のある場所にはできるだけ近づかないこと。

 小さな地震のあとの高い建物、家の中の高さのあるものにも要注意です。

 そして、不特定多数が集まる場所、密な空間を可能な限り避けてください。若い世代は、この時期は夜遊びを控えましょう。

 備蓄食糧は、食材を無駄にしないためにも、消費期限の長いものを中心に。

 心の平安を願う際は「風獅(シーサー)」のチカラを借りましょう。

 降りかかる災厄を跳ね除け、鎮めるチカラがあるとされ、家と家人を守ってもらうべく、門前に置くなどして用いられています。風水ショップなどで小さな置物を手に入れて、リビングに飾りましょう。顔が外に向くよう置くことが重要です。

 また、この時期に限ったことではありませんが、善行を積むことで、大難が小難に、小難が擦り傷で済むということも。“日頃の行い”は大切です。

 朝起きたときには「良かった、今日も生きていた!」と感謝する。コロナ疲れ等で気持ちが塞ぎ込んだときは、このぐらい楽観的になったほうがいいかもしれません。

 辛いひと月となるかもしれませんが、これは全人類が共通して感じていく痛みです。

 年明け以降には、いくらか状況が好転すると見ていますので、それまでの辛抱と思って、どうにか前向きな気持ちを保っていきましょう。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2020.08.31(月)
文=堀 由美子