【2020年9月】悟明老師が占う 「アジアの空気」
インドでの食糧危機が心配です。
今月のカギとなる星のひとつ、破軍星はインドを意味しますが、破軍星のキャラクターは、人民を顧みず、自分さえ良ければという王。
今月はここに吉星である化禄が入るので、救いがもたらされるはずなのですが、全体の星回りを見ると、どうにも破軍星の力がまさっていて、政府が国民を慮るようには思えません。
人々の政府への不満や反発が強まっていくように見てとれます。
アジアでその影響を受けるのは、日本と韓国です。
“大官好、人民不好”といって、政治家が甘い汁を吸い、国民が泥水を飲むかのような、辛い時期となりそうです。
実は、今月の日本と韓国には、陰煞、地喪、喪門という凶星が並びます。疫病の蔓延、地面を変化させる災害、人を失う……といった意味合いを持つ星が集まっており、政治の問題以外にも、憂いの多いひと月となるかもしれません。
天災は防ぎようがありません。こうした警告もあると捉え、出来る限りの備えをし、いつも以上の覚悟を持って過ごしていただければと思います。
また、東南アジアは、新型コロナウイルスの第2波をどう防ぐかが大きな課題に。それに加え、食糧不足に悩まされる国も出てきそうです。
どの国においても、災害の影響を大きく受けるのは14〜34歳の若い世代。“自分は大丈夫!”という思い込みは捨て、慎重な言動を心がけてください。
2020.08.31(月)
文=堀 由美子