タイヤル族の職人による素敵なカゴ

◆不老部落 (籐で編んだカゴ) 4,320元

 宜蘭県の山岳部にある「不老部落」と呼ばれる集落。ここではタイヤル族の人々が伝統に従った暮らしを営んでおり、観光客もそれらを体験できるという人気のスポット。

 「不老部落」の職人が編んだ籐のカゴは編み目が美しく、丁寧な仕事ぶりがひと目で分かります。

 青木さんによれば、現在、籐の多くは輸入品なのだそうですが、ここの場合は山奥から切り出された台湾産の籐を用いているとのこと。

 しかも、燻蒸しているので虫がつかず、艶もあります。すでにカゴをたくさん持っている人も、きっとまた一つ、欲しくなってしまうはず。

2020.07.12(日)
文・撮影=片倉真理