パッチリな目元になるには?
「顔を上げるのにおすすめなのは、(前回も含めて)ここまでにお伝えした3つなのですが、にらさわさんは目が疲れているということなので、もうひとつご紹介します。
目をパッチリさせたい時にも良いポイントです」(新家さん)
使うのは、人差し指、中指、薬指の3本。両手で額を刺激していきます。
●生え際のマッサージ
(1) 両手の指3本を額の生え際に置く。
(2) 頭を指に預けるようにして体重をかけながら、額の生え際を3回刺激する。3回を1セットとして、3セット程度行う。
……これはとても気持ちいいです。
しかも、行った後なぜか、首や肩まで揉みたくなってきて、揉んでみたところ、肩から上がスッキリ軽くなりました。更に、目が開くようになり、我ながらパッチリ目元になりました。
「それは今までいろんなところが凝っていたということでしょう。凝りを無くして、スッキリフェイスとパッチリ目元を実現させてくださいね」(新家さん)
ご紹介いただいた4つはいずれもとてもおすすめなので、気がついた時にいつでも何回でも行ってよいということでしたが、顔に触る時は、とにかくソフトに触ることが大事だそう。
「頬のマッサージや額のマッサージ、そしてあご裏に触る時には顔部分にも触れますから、力の入りづらい、人差し指や中指、薬指を使うようにしてください。
強く触らないと効果がないと思われる方もいるようですが、ソフトタッチで十分です。それに、力が入るとシミやシワ、たるみの原因になってしまいますから、ていねいにていねいに優しく触ってくださいね」(新家さん)
今回、デモンストレーションとして新家さんにお肌を触ってもらったのですが、思っていた以上に優しいタッチだったことをお伝えしておきます。
印象としては、顔の内部に触れる時には、自分が思っている10分の1程度の力でも十分強いくらいでしょうか。触れているのか触れていないのかわからないくらいで触れていた……というのがプロの加減です。
自信がないかたは、一度エステや化粧品カウンターでプロに触ってもらうのがおすすめ。正しい力加減を知って、効果的にケアをしていきましょう。
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2020.05.31(日)
文・撮影=にらさわあきこ
撮影=平松市聖