#17 ジンギスカンを食べに行く
疲れたときのご褒美ごはんは焼肉よりもラム肉でヘルシーに。ラムは肉の中でも栄養価が高く、ビタミン、ミネラルを多く含む食品。
疲労回復やストレス解消効果のあるビタミンB1も多く、疲れない体作りに最適。さらに脂肪燃焼を促進するL-カルニチンも豊富。
#18 左手で歯磨きをする
イメージなど非言語系の情報を処理する右脳。意識的に左手を使うことで右脳が活性化し、新しいアイデアが浮かびやすく、問題への打開策が見つかる可能性が高まります。
文字を書いたり、箸を使うのは難易度が高いですが、歯磨きならば取り入れやすいでしょう。
#19 「青」を取り入れる
色彩心理学でも色は思考や心理、行動に影響を及ぼすと証明されています。なかでも青色は、セロトニンを分泌させ集中力を高める効果あり。
緊張する場面で目に付く場所に青を取り入れると良いでしょう。食欲を抑える効果もあるため、ダイエット中の人にも。
#20 腸内環境を整える
精神的な安定を求めるならば、お腹を整えましょう。なぜなら幸せホルモン・セロトニンの素はお腹の中に90%あるといわれているのです。
納豆などの発酵食品で腸内環境を良くすると精神も好転します。腸内環境を整えることを日頃から心がければ、不調の予防に。
#21 宇宙の本を読む
ネガティブ沼から抜け出したいときには、宇宙について思いを馳せてみてください。
「宇宙の果ては?」などと考え出すと、現実の悩みがちっぽけに感じます。
#22 モーツァルトを聴く
気持ちの切り替えや癒しに効果を発揮する音楽。
特にモーツァルトの曲は「心拍数を安定させる」「イライラを落ち着かせる」「集中力を上げる」「作業のスピードを上げる」「ミスを減らす」など、人の脳や心理に働きかけることが科学的にも証明されています。
教えてくれたのは……
工藤孝文(くどう たかふみ)さん
内科医。糖尿病・ダイエット療法・漢方治療・疲労療法が専門。大学病院、地域の基幹病院を経て現在は福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を行う。『心と体のもやもやがスーッと消える食事術』(文藝春秋)など著書多数。
心のモヤモヤと
うまく付き合う
2020.03.17(火)
Text=Mayumi Amano
Illustrations=Qoonana
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