辰(たつ)年

2月23日(日)~3月23日(月)の運勢

 運気の潮目が変わります。

 この時期の大きな変化は期待薄。しばらくは平穏に過ごすことを目標としてください。

 専念すべきは“身を守ること”。

 まずは健康面。睡眠不足が万病の元になりやすいので、疲れたときは早めに休むことが大切です。

 特に昼夜が逆転しがちな人は、規則正しい生活を心がけて。

 また、お酒が欠かせない人も、この時期は“開運のため”と言い聞かせて、控えめにしてください。

 そのほか、皮膚のトラブル、首周りの痛み、胃腸の不調、血管の問題が生じやすい時期。これらの症状には特に気をつけ、健康管理をしっかりと。

 次に注意したいのがお金の管理。

 あなたが専門家でないなら、この時期、株の売買や投資関係には手を出さないのが賢明です。

 それ以外でも、ギャンブル性の高い物事は禁物。もう少し注ぎ込めば勝てるはず……という欲は大きな損失をもたらします。

 ゲームにのめりこんで課金を重ねる……という失敗も犯しやすいので、財布のヒモはしっかり絞めて、節約に努めるのが良さそうです。

 仕事面では、大きな変動の波はなさそうです。現状維持を目標に、守りの姿勢で目の前の課題を粛々とこなしていきましょう。

 また、 “外に向かう”アクションは災いのもとに。新規開拓で無理をしないこと。事業の拡大は先送りにしたほうがいいでしょう。

 プライベートでも、思いつきの遠出は避けましょう。旅のお誘いがあったとしても、来月まで持ち越しにするのが賢明です。

 開運をはかるには、南または東の神社に参って平安を祈りましょう。無病息災など、身を守るお守りがあれば、いただいて帰ってください。

 この時期、あなた降り掛かる災いを溶かすパワーを放ってくれるのは、子(ねずみ)と申(さる)年の人。逆に距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、辰(たつ)、戌(いぬ)年の人。

»次回更新日は3月21日(土)

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2020.02.19(水)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい