日々数えきれないほどの化粧品に出合い、ビューティ業界の最前線で活躍する美のプロが2019年、最もハマった“マイベストコスメ”をセレクト。愛する理由とともに厳選して紹介します。
① 齋藤 薫さん・美容ジャーナリスト
アルビオン「フローラドリップ」
発酵ケアが一大トレンドになる中でこれは別格。「計画発酵」により、アッという間に7,000の酵素の働きを揃える発酵の奇跡が体現された。
テクスチャーから色、香り、肌変化まで、いかにも人知を超えた自然がもたらす不思議。続けるほどにやめられなくなる中毒性に、アルビオンらしさがほとばしる。
秋田県の白神研究所で有機栽培した5種類の植物と、同県で醸造用微生物を製造する、秋田今野商店の純白麹「しらかみ」を使用。美しい肌に必要な成分を増やす、計画的な発酵によってつくられた、濃厚なテクスチャーの化粧液。
② 吉田昌佐美さん・美容ジャーナリスト
オルビス「ディフェンセラ」
ユズ風味でとにかくおいしい! 肌トクホ第1号。2カ月くらいから肌(特に二の腕とかかと)の感触が明らかになめらかになって「内側からうるおう」のを実感。
冬の間も真剣にボディケアしなくてもガサガサにならなかったし、今まで試した美肌系サプリで最も続いている。やめるのが怖いくらい。
米胚芽由来のグルコシルセラミドに、肌の水分を逃がしにくくする機能があることを発見。肌への機能が認められた、日本で初めての特定保健用食品としてデビュー。口の中でスッと溶けるパウダータイプで水なしでもおいしく飲める。
2020.01.22(水)
文=永田みゆき
撮影=釜谷洋史