羊(ひつじ)年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

 百合の花を飾りましょう。

 “百の事象を結びつけて開花する”という意味を持つとされ、縁起の良い花として親しまれています。

 実は、台湾でさまざまな花が手に入るようになったのは、ここ10年ぐらいのこと。生花店が扱う花の種類がそれほど多くなかった頃から、百合の花が市場や露店でも売られていたのは、何かと縁起を担ぐ人々の暮らしに密接な花ゆえ。

 飾る百合の種類や色は問いません。蕾のものでも、咲いたものでもOK。

 また、一輪でも複数本でも構いませんが、必ず奇数本になるようにするのがポイントです。

 かぐわしい香りによる癒し効果も期待できる百合の花。家庭の和楽につながるなど、この時期の揉め事やトラブルから守ってくれることでしょう。

 ラッキーカラーは、赤、白、黄色。避けるべきは緑色です。

»次回更新日は1/21(火)

2019.12.23(月)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい