洗練された雰囲気のカジノは女性に人気
コタイ地区を離れても、ゴージャスなカジノはまだまだたくさん。タイパ島にある6つ星ホテルの「アルティラ・マカオ」のカジノは、富裕層客を狙ったVIP仕様。より落ち着いたシックな雰囲気で女性の人気を集めるのが、半島部にある2つのカジノだ。アルコール類のドリンクサービスがある「MGMマカオ・カジノ」や、BGMやインテリアがシックな「ウィン・マカオ・カジノ」は、空間もゆったりしていて閉塞感もない。カジノの喧騒が苦手な人でも訪れやすいだろう。
もちろん、スタンレー・ホーのカジノも、外資系カジノに負けず健在。中心地に近い「グランド・リスボア・カジノ」の、蓮をモチーフにした奇抜な形と派手なネオンは、マカオの新しいランドマークでもある。館内に入れば、エントランスの天井で輝くクリスタルのシャンデリアにため息。そして、女性用トイレにまでスワロフスキーのシャンデリアを備えたゴージャス度に、再びため息……。豪華ながらも、24時間営業のカジュアルな麺粥店があるのは、ローカル系カジノらしいところかもしれない。
右:さらに、女性用トイレの照明もスワロフスキーのシャンデリア!
さて、どんなにラグジュアリーでハイセンスとはいえ、「やっぱり怖い」というイメージを持つ人もいるだろう。でも、マナーやルールを知っておけば、誰でも気軽に楽しめる(入場は21歳以上)。マカオのカジノは、24時間365日オープン、入場無料。半島部やタイパ島のフェリーターミナルから、各カジノへの無料シャトルバスも頻繁に出ているので、利用するといい。館内は、ドレスコードも必要なくジーンズでもOK。カジノの雰囲気をちょっと覗いてみたいのなら、レストランやバーだけの利用や、見学をしてみるのもいいだろう。ただし、大きな荷物やペットボトルは館内に持ち込めないので、クロークに預けることになる。気をつけたいのは、写真は絶対にとらないこと! カメラを構えると、すぐに警備員に制止されてしまう。治安はいいが、貴重品を肌身離さないなど、最低限の注意は必要だろう。
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2012.12.13(木)