"海外"という
先のステップに進んでみたい
――将来の目標や展望などがあれば教えてください。
「なんじゃそれ?」と思われるかもしれませんが、海外に活動の場を広げてみたいです。日本だけじゃなくて、海外の人にも、俺の芝居で楽しんでもらえるような存在になりたいんです。
小学生のときから、東京に憧れを持っていて、大学のときに上京したんですが、こんな風に世間に知ってもらえる状況になった今、もっともっと先のステップに進んでみたいと思ってるんです。
板橋駿谷
(いたばし・しゅんや)
1984年7月1日生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、「劇団ロロ」に所属。『青春墓場』シリーズや『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』などに出演。2019年、NHK朝ドラ「なつぞら」で、高校生の番長・門倉役を演じ、一躍注目を浴びる。ドラマ「左ききのエレン」にゲスト出演。
『歩けない僕らは』
慣れない仕事に日々戸惑う、回復期リハビリテーション病院1年目の理学療法士・遥(宇野愛海)。リーダーの田口(板橋駿谷)や仲間に励まされている遥が新たに担当したのは、脳卒中で左半身が不随になった柘植(落合モトキ)。ある日、柘植から「元の人生には戻れますかね?」と聞かれた遥は、何も答えることができなかった。併映作品『ガンバレとかうるせぇ』
2019年11月23日(土)~11月29日(金)新宿K’s cinema、11月26日(火)~12月1日(日)長野・上田映劇、11月29日(金)~12月5日(木)、愛知・刈谷日劇 11月30日(土)~12月6日(金)、大阪・シアターセブン 12月6日(金)~12月12日(木)、大分・別府ブルーバード劇場 12月21日(土)~1月3日(金)、神奈川・横浜シネマリンほか、全国順次公開。
https://www.aruboku.net/
(C)映画『歩けない僕らは』
くれい響 (くれい ひびき)
1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。
Column
厳選「いい男」大図鑑
映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。
2019.11.22(金)
文=くれい響
撮影=佐藤 亘
ヘアメイク=山崎惠子