この勢いで、八百屋の看板猫にも会えるかな?
さて、「フレッシュフーズ 益田屋」の看板猫は、そろそろ戻ってきたかなー。
2002年、サッカーワールドカップの年にきたので、名前はベッカム。
お客さんが拾ってきた子ネコで、里親募集の貼り紙をしたところ、2週間経っても名乗り出る人がおらず、そのまま益田屋さんの子となった。
浜田山のベッカムは、近所の子どもたちから絶大な人気を誇る。
わたしがお店に来る直前まで、数名の子どもたちがベッカムに会いに来ていたそう。
猛暑の中あっちこっち回ったけれど、ジローとベッカムに会えてよかった。
犬は、たとえば「13時」と指定された時間に行くと、必ずいるし、撮影できる。
ネコは約束の時間に行っても、会えるかどうかまったくわからない。
集会やパトロールに出かけていたり、店のどこかに隠れて行方不明だったり。
だからこそ、会えたときの喜びは大きいのだ。
浜田山、ほんといい町だ!
また来るよー。
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【ジロー先生がいるお店】
伊勢屋商店
住所 東京都杉並区浜田山3-33-20
勤務時間 気まぐれの2勤交代制
【ベッカムがいるお店】
フレッシュフーズ 益田屋
住所 東京都杉並区浜田山3-31-4
勤務時間 気が向いたとき
梅津有希子 (うめつ ゆきこ)
編集者・ライター。1976年北海道生まれ。ヤマハ勤務の後、FMラジオ局、編集プロダクションなどを経て、2005年に独立。女性誌や単行本、webを中心に、ペット、料理、美容など幅広いジャンルで活動中。『CREA Cat』『CREA Dog』を毎号担当するほか、別冊マーガレットの『青空エール』(集英社/河原和音)の監修も務める。著書に『吾輩は看板猫である』『吾輩は看板猫である 東京下町篇』(文藝春秋)、『We are ブサかわねこ』(角川書店)、『終電ごはん』(幻冬舎)がある。
公式サイト:umetsuyukiko.com Twitter:@y_umetsu
Column
梅津有希子の商店街ネコ探訪
大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、そしてその第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、今度は商店街を巡ります。
2012.09.28(金)