今回の商店街ネコ探訪は、渋谷区の幡ヶ谷。
担当編集者のUさんから、
「梅津さん! 初めて看板ネコ情報が届きましたよ!」
とメールが転送されてきて、
「わーい♪」とウキウキして見てみたら、
文藝春秋広告部のS藤さんだったよ!!
S藤さん、わざわざお問い合わせフォームからのご連絡、ありがとうございます!
ネコ好きの皆さま、商店街の看板猫情報、絶賛募集中でございます!
というワケで、S藤さんからのタレコミ情報
「幡ヶ谷の八百屋の黒ネコ」を探しに行ってきた。
こんなせわしない街に、果たしてネコなんているんだろうか。
幡ヶ谷駅北口を出て、ちょっと歩くと商店街の入り口がある。
「居酒屋『せじけん』の向かいの八百屋」と書いてあったので、場所はすぐに判明。
「北海道産高原キャベツ」の前に鎮座していたのが、S藤さんのいっていた看板猫に違いない。
「すみませーん。これこれこういう者ですが、ネコちゃんの写真撮らせてもらっていいですか?」
「あらー、ちょっと! クロが取材されるってよ!」
「やだー! スターになっちゃう!」
従業員のみなさま、大盛り上がり。
パシャパシャやってたら起きてしまった。
ごめんごめん。
黒ネコだから名前はクロ(推定4歳/オス)。
もとノラネコのクロは、耳の先がV字にカットされている。
これは、「TNR」といって、「捕獲(Trap)→不妊手術(Neuter)→元の場所に戻す(Return)」の頭文字。
地域のノラネコが増えないよう、世界的に共通しているノラネコ問題の解決方法で、クロは1歳を過ぎたあたりに、八穂昭の子となった。
今ではとても人懐っこいクロも、最初は警戒して、なかなか家に入ってこなかったんだそう。
ところで値札の「蒜のめ」が読めない。
何の芽なんだこれは。
正解は、次のページ。
<次のページ> クロの取材はあっさり終了。せっかくなのでブラブラしてみると……
2012.10.12(金)