髪のボリュームの位置で
あなたのイメージは変わる
髪のボリュームの位置をどこに置くかによって、顔の印象は大きく変わります。
では、髪の毛のボリュームはどこにつけるといいのでしょうか? 顔の上部のほうにボリュームがあると、若い印象を与えます。
カットしたばかりのときには顔がスッキリして見えるのに、髪が伸びてくると、もっさりとした印象になってくる。これは、髪が伸びた分だけ、ボリュームの位置が下がってくるからです。そうすると、顔自体が下がって見え、老けた印象を与えるのです。
顔の長い人やハチ張り型の人以外は、ボリュームを顔の上部に持ってくることで、マイナス5歳顔になります。
また、後頭部にボリュームがあると、高貴な印象を与えます。たとえば、エステティシャンの女性は、後頭部にボリュームが出る「夜会巻き」という髪型にしていますよね。あの髪型にすることで、高価な商品を販売するときに、断られにくいという効果があります。
逆に、後頭部にボリュームがないと、貧相に見えてしまいます。日本人の多くは絶壁といわれる扁平な頭のカタチなので、後頭部は、どんな顔の形の人でも、共通してボリュームがあるといい場所です。
ボリュームがあるところ、ないところのメリハリをつけるだけで、相手に与えるイメージが大きく変わります。ぜひ、ボリュームをつける位置を意識してみましょう。
『人生を変える髪の魔法』では、ほかにも目からうろこのケア方法や若く見える髪型などがたっぷりと紹介されているので、ぜひ参考にして、見た目年齢マイナス10歳をめざしましょう!
『人生を変える髪の魔法』
著・牛尾早百合
自由国民社 1,300円+税
小顔補正立体カット「ステップボーンカット」で特許を取得したヘアメイクアーティスト、牛尾早百合さんはニューヨークを拠点に活動し、ヘアサロンTICK-TOCK等7店舗を展開。
「女性を美しく見せるのは、顔ではなく髪」と断言する牛尾さんが伝授する、効果抜群の若返りヘアケア法と髪型を紹介した1冊。
2018.09.02(日)
文・撮影=牛尾早百合