ニューヨークを拠点に活動し、小顔補正立体カットで特許も取得したヘアメイクアーティスト、牛尾早百合さん。これまでのべ9万人のカットを担当し、「女性を美しく見せるのは、顔ではなく髪」と断言する牛尾さんが伝授する若返りヘアケア法と髪型を紹介した書籍『人生を変える髪の魔法』が発売!

 発売を記念して、著書の中から、若く見えるとっておきのヘアケア法を3つピックアップしてご紹介。5分とかからない、すぐにできるものばかりなので、明日からでも実践してみて!


「え、それだけ?」な簡単アクションで
小顔に見えるから驚き!

 顔の大きさを気にしている人はたくさんいます。コンプレックスを感じている人も大勢います。

 顔を小さく見せるためのメイクやマッサージ、ダイエットをしている人もいます。もちろん、その努力は無駄ではありませんが、もっと手軽に顔を小さく見せる方法があります。

 それは、耳の後ろの両サイドの髪をピンでとめることです。

ピンでとめるだけ!
ピンでとめるだけ!
頭がくびれて見えて小顔に。
頭がくびれて見えて小顔に。

 「え、それだけ?」と感じるかもしれませんが、ピンでとめることで、頭が立体的にくびれて見えるようになり、小顔効果があるのです。この方法には、髪の長さは関係ありません。

 髪の内側をピンでとめて、ピンが見えないようにするのがポイントです。耳の後ろの髪のボリュームを押さえ、くびれを作ることで、後頭部にボリュームが出て、ボリュームがあるところとないところのメリハリがはっきりします。顔に奥行きが生まれ、立体的な小顔に見えるようになるのです。

 ピンは、なるべくとめる力の強いものがおすすめです。まっすぐの形のヘアピンが見えにくくていいでしょう。耳の後ろのあたりの髪をピンでとめたあと、サイドの髪を耳にかけてもいいですし、上の髪を頬に落とせば、更に小顔に見えます。小顔に見せる方法は、メイクだけではないのです。ひと工夫で、驚くほど変わりますよ。ぜひ試してみてください。

2018.09.02(日)
文・撮影=牛尾早百合