ムア人のオタオタに対する情熱はすごかった!

夜8時。屋台が集まるホーカーストアに到着。ぜんぶで10店舗ぐらいの規模のホーカーに、オタオタ屋台が2つもあった。
店で焼かれているオタオタの数が、クアラルンプールの屋台の2倍はある。そして、焼いても焼いても片っ端からどんどん売れていく。
テーブルの上には葉っぱの残骸。まるで貝塚のように山盛りになっていた。ひとりで10個以上は食べているようだ。

 さっそく「5個ください」と注文。すると、店のおじちゃんが何やら中国語で質問してくれたのですが、理解できなかったので適当にイエス、イエスと返事。そして、きたー! ムアのオタオタがこちらです。

いつも食べているオタオタより厚みがあり、ふわっとした食感。刻んだイカが入っていて、コリッとした歯ごたえとイカのうま味が味わえる。

 なるほど、この店のオタオタは、イカ入りと海老入りの2種類があり、さっきのおじちゃんは、種類ごとの数を質問していたんですね。海老入りもジューシーでおいしかった! さすがムア、納得の味でした。

 ところが、ホッとしたのもつかの間、ムアのオタオタに匹敵する美味なるものがもうひとつあると聞きつけ、今度はペナンにGO~!

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2017.11.10(金)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)