越後妻有「大地の芸術祭」
秋のイベントが目白押し!
2018年に新潟県・越後妻有で開催される、3年に一度の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。その本祭を目前に、秋の週末イベントが盛りだくさんだ。
注目したいのは、2018年の本祭にて発表される新作。秋のイベントプログラムでは、これらの作品を、いち早く鑑賞することができる。たとえば、2009年に廃校になった清津峡小学校を再生した清津倉庫美術館。2018年春には、所蔵する膨大な数の磯辺行久の作品を鑑賞できる本格的なミュージアムになる予定だが、そのなかから一部の作品を期間限定で先行公開する。
また、磯辺行久と親交の深い「鬼太鼓座」による公演、地元の清津峡樽ばやし保存会との共演もあり、1日限りで迫力のパフォーマンスを見ることができる。
清津倉庫美術館
「磯辺行久の世界 ― 記号から環境へ」
日程 2017年10月28日(土)、29日(日)、11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)
開館時間 10:00~17:00(最終入館 16:30)
料金 一般500円
会場 清津倉庫美術館
鬼太鼓座 with 清津峡樽ばやし保存会公演
日程 2017年10月29日(日) 14:00開場/14:30開演
料金 一般1,500円(前売り1,000円)
会場 清津倉庫美術館
また、気候のいい秋ならではのイベントも盛りだくさん。茅葺き屋根の古民家自体がアート作品であり、食事処でもある「うぶすなの家」では、今年も地元のお母さんたちが秋の味覚でもてなしてくれる。
ここでは10月28日(土)限定で、みんなで里山ののどかな景色を見ながら散歩、棚田の展望台で新米おにぎりをいただくというイベント「うぶすなの家たわわに実る秋の収穫祭」を開催。
また、アーティストと一緒になって作品を作る「続・大地のおくりものを彫ろう!」や、来年の本祭に向けて桜の木を植える植樹祭イベント、サッカーチームによる「U-15 サッカー教室」などのイベントに参加すれば、食欲の秋・スポーツの秋を満喫する週末が過ごせそうだ。
うぶすなの家たわわに実る秋の収穫祭
日程 2017年10月28日(土) 10:00~14:00
料金 一般3,000円(要予約)
会場 うぶすなの家
続・大地のおくりものを彫ろう!
日程 2017年10月29日(日) 10:00~16:00(12:00~13:00は昼休み)
料金 一律1,000円
会場 奴奈川キャンパス
珍しいキノコ舞踊団「キノコの部屋~♪ルゥルルルルル~」
日程 2017年11月4日(土) 16:30~、5日(日) 15:00~
料金 一般1,000円
会場 まつだい「農舞台」
ベビー・ピーの旅芝居「風あこがれ」
日程 2017年11月11日(土) 14:00~16:00
料金 一般1,200円(前売り1,000円)
会場 上郷クローブ座
大地の芸術祭が開催される越後妻有は、新潟県十日町市から津南町という広範囲にわたる。「はじめてだからどうまわっていいかわからない」という人には、ガイド付きのツアーもある。越後湯沢駅発着で、日帰りでこの秋に見ておくべき作品をめぐるというもの。車がなくて行くのを躊躇していたという人にもぴったりだ。
日帰りツアー
大地の芸術祭の里
「日本三大渓谷清津峡の紅葉と絵本と列車をめぐる旅」
日程 2017年11月3日(金・祝)、11月4日(土)出発
料金 一般10,800円(作品鑑賞料、昼食代含む) ※要予約
http://www.echigo-tsumari.jp/tour/tour_20171029_1104
今回紹介した以外に、限定オープン作品の公開やイベント、本祭に向けたプレエキシビジョンも開催される。ぜひチェックして、紅葉が里山を彩る美しい秋に、アートな週末を楽しんで。
越後妻有「大地の芸術祭」の里
http://www.echigo-tsumari.jp/
イベントカレンダー
http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/
「大地の芸術祭」の里 越後妻有2017秋
開催日 2017年10月28日(土)、29日(日)、11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)
http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_2017_autumn
「大地の芸術祭」の里 越後妻有2017秋 共通チケット
http://www.echigo-tsumari.jp/news/2017/09/news_20170919_01
2017.10.18(水)
文=CREA WEB編集室