発売中のCREA2017年9月号の特集「本と音楽とコーヒー。」で、“声に出して読みたい本”をテーマにブックセレクトをしてくれたのは、声優・斉藤壮馬。
雑誌等のインタビューやラジオ番組などで、日本の近代文学や現代の若手作家、さらには海外文学まで、自分の好きな本を熱く語るようすから、声優界一の文化系男子との声もあがる彼を、今回は“一冊の本だけを売る書店”として有名な、銀座・森岡書店でシューティング。そのメイキングムービーを公開しています。
誌面では、高校からはじめた自身のルーツでもある朗読についてや、大きな影響を与えてくれた家族共有の本棚の話、いつかやってみたい朗読会の内容についても語ってくれています。
また16冊の“声に出して読みたい本”のラインナップも、杉本博司『現な像』、内田百閒『冥途―内田百閒集成〈3〉』、ヴィクトル・ペレーヴィン『宇宙飛行士オモン・ラー』……と、実に多彩。一冊一冊について丁寧に語ってくれたおすすめ理由のコメントも必見です。
斉藤壮馬(さいとう そうま)
声優。1991年、山梨県生まれ。今年歌手としてもデビューし、鶴丸国永役を演じる『活撃 刀剣乱舞』では、オープニング曲も担当(「夜明けはまだ/ヒカリ断ツ雨」2017年9月6日発売)。
2017.08.22(火)
文=CREA編集部
動画撮影=松本輝一