ずっと使えるハンディーブレンダー

 さて、伊東さんに両立におすすめのグッズを聞いてみた。家事をする上で役立ったものとして、ハンディーブレンダーをあげてくれた。

 伊東さんが愛用しているのはテスコムの商品で、3,000円台で購入可能だ。それほど高価なものではない。しかし子どもが赤ちゃんのころは離乳食作りに、今はふだんの料理作りにとても役立っているという。

 先端部分をとりつけて容器に直接入れてスイッチオンすれば、食材はすぐに細かくなるので、みじん切りをする時間のムダも省けるだけでなく、余計な洗い物もでない。野菜をみじん切りにしてハンバーグや餃子に入れたり、クリームスープにしたりするなど日常的によく使っている。朝食やおやつ時には、バナナと牛乳、いちごと牛乳などで簡単なジュース作りにも一役買う。

鍋に入れた食材をそのまま粉砕できるから、手軽に調理できる。

オフタイムはハンドメイドでリフレッシュ

 伊東さんはハンドメイドが大好き。取材日に身につけていたピアスもお手製だった。

 インスタめぐりが好きで、「なんだろう、これ」「かわいい」と思うとすぐに作ってみたくなり、自分が納得するまで調べてなんとか作ってしまう。子どもが寝たあとのプライベートタイムはしっかりと確保し、その時間にセルフネイルをしたりハンドメイドをしたりするのがお楽しみの時間だ。

 同じハンドメイド仲間と編み物やアイロンビーズなどをワイワイと作るのもまた楽しい。

最近はエコたわしを作ることがマイブーム。

自分以外の人の働きやすさを考える

 働きながら子育てをし、さらに趣味も充実しているというと「超人!?」と思われることも多そうだ。しかし伊東さんも子どもができるまでは「働きながら子育ては無理」と思っていたそう。

 「出産前は、仕事も、自分の目の前にあることしか見えていなかったように思います」という伊東さん。自分以外の人の働きやすさを考えることで視野が広がり、自分自身も働きやすくなったという。忙しいと自分のことばかり考えがちだが、むしろ逆転の発想が有効なようだ。

Column

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2017.05.25(木)
文・撮影=HITOMINA