Magnificent View #1126
スクレ(ボリビア)
(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
スクレは南米ボリビアの憲法上の首都。というとややこしいが、ここはかつて、名実ともに首都だった街だ。1899年の権力闘争で、ラパスを拠点とする自由党が保守党に勝利したことから、政府機能がラパスに移転。ただし、最高裁判所はスクレにあるため、憲法上はここが首都となっているのだ。
政府機能こそほぼ失ってしまったスクレだが、白く塗られたスペイン統治時代の建物が並ぶ美しい景観から、「白い街」とも呼ばれている。
青空に白い塔が映えるカテドラルや、赤瓦の屋根が並ぶ住宅街、美しい花々が咲く公園……。標高約2900メートルの高地に広がるのは、16世紀のままの街並み。
ここはボリビアのなかでも気候がよく、治安もいい場所。世界遺産に登録されていることもあり、各国からの旅行者が訪れている。なかにはその居心地のよさに、つい長居してしまう人も多いのだとか。
文=芹澤和美
