巨大ロブスターなどシーフードに感動!

朝に仕入れた、とれたての巨大ゴシキエビ。まったりとしたお味。
ローカルの漁師さんの魚介を厳選する、日本人スタッフ&ダイビングインストラクターの野崎さん。リゾートでは保護のために小さいものは獲らないよう、伝えてきたそう。

 食事は「ハウス・ウィン」というメイン棟にて。床に白砂を敷き詰めた、ヤシの葉葺き屋根のナチュラルな建物で、長いテーブルをみんなで囲み、会話を交わしながら食事を楽しみます。

 漁師さんが売りにきた巨大なロブスターやサワラ、地元の市場のフルーツ、島内のオーガニックな畑で育てた野菜など、食材はどれも新鮮。しかも、料理上手な野崎さんがシェフにアドバイスをした料理は和テイストも取り入れられ、感動モノの美味しさです。

オーストリア人オーナーのディエットマーさんと奥様。

 “リセナン”とは現地の言葉で“リラックスできる場所”の意味。オーナーかつダイビングインストラクターであるオーストリア人のディエットマーさんがこの島と出会ったのは1995年のこと。

ローカルのスタッフは向かいのイヌック島から通いでやってきます。

 もともとは地元の人々がピクニックに訪れる、“パラダイス・アイランド”と呼ばれていた島で、「この島でリゾート&ダイビングサービスをやってみては?」と、ここを始めるチャンスをもらったそう。そして声をかけられた翌年の1996年には、4部屋のバンガローでスタートし、少しずつ快適な環境を整えていき、自然と調和したナチュラルなダイブリゾートに。

2016.10.22(土)
文・撮影=古関千恵子