Magnificent View #1090
ジュリエットハウス(イタリア)
(C)Alberto Biscaro / Masterfile / amanaimages
「ああ、ロミオ、ロミオ、なぜあなたは、ロミオなの?」。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』でヒロインが恋人を見下ろし、恋の苦悩を嘆いたシーンを彷彿とさせるのが、ここ。
イタリア北部の街ヴェローナにあるこの建物は、ジュリエットのモデルになったカプレーティ家の娘が暮らしていたと言われる13世紀の邸宅だ。現在は、名作の舞台として公開され、大人気の観光スポットとなっている。
ちなみに、バルコニーは作品で有名になった後に付けられたもので、シェイクスピアは一度もここを訪れたことがなかったのだそう。
それはちょっと残念な気もするが、中庭にはジュリエットの像があり、胸の部分に触れると恋が叶うと言われている。名作にゆかりがある場所である以上に、恋愛成就のパワースポットとして訪れる価値がありそうだ。
文=芹澤和美
