大阪市、京阪本線の森小路駅から徒歩1、2分。「PAN CLUB」は、赤いテントとコック姿のポストのオブジェが目印の小さなパン屋さん。
木枠のガラスの引き戸を開けて中に入ると、左に大きなケースがあり、パンは対面販売。右側はゆったりしたイートインコーナーで、ワンちゃん連れOK。たまたまお店に来ていた常連客のフレンチブルドッグが、お行儀よく迎えてくれました。
右:イートインコーナーのお客様、フレンチブルドック。
「フレンチブルドッグを飼っていて、ワンちゃんのおやつも色々工夫して作っています」とご主人・武中孝司さん。
奥様の里香さんが、クッキー生地で金太郎飴のようにして作る「金太郎クッキー」は、お店の隠れた人気商品。そのリアルな表情に思わず笑みがこぼれます。
「ワンちゃん用なんですが、人間も食べられますよ」と里香さんはにっこり。材料はパンを作るのと同じもので、塩や砂糖、添加物は不使用。ワンちゃん用のおやつは、他に「チーズスティック」「ブルーベリークラッカー」「バニラクッキー」があります。ワンちゃん用の誕生日ケーキもオーダーで作るのだとか。
「ワンちゃんを連れて、遠くからわざわざ来てくださる方が多いので、イートインコーナーを設けたんです」。
右:フォカッチャ「チョリソーと野菜」237円と「アイスコーヒー」200円をイートイン。
おやつをおいしそうに食べるワンちゃんを見ながら、私もイートイン。おすすめのフォカッチャとアイスコーヒーをいただきました。そのフォカッチャは、遠方から来られるお客のために作り始めたメニューなのだそう。
2016.08.28(日)
文・撮影=そおだよおこ