野草のフルコース、そのお味は……?

見た目も鮮やかな野草はサラダで食べてもおいしい。

 この日、テーブルにずらりと並んだ料理は11品。野の花をあしらったサラダや和菓子のようなデザートは見た目も上品で、「野草=ワイルド」というイメージを覆す。口にしてみると、それぞれに味が全く違って、野草のフルコースは飽きることがない。

左:スベリヒユのおひたし、クレソンの甘酢漬けなど。
右:クレソンとクチナシ、タンポポの花のサラダ。
ツユクサの白和え(左)と、ヨメナを混ぜたおにぎり(右)。ヘルシーな野草だから、お腹いっぱい食べても罪悪感はゼロ。

 タンポポは女性ホルモンを活性化、クレソンは抗酸化作用、クチナシの花はお通じをよくする、ツユクサはむくみを解消……などなど、野草の効能はバラエティ豊か。「雑草かもしれないけど、こんなにおいしくて栄養があるのなら、食べないともったいないわよね」という木崎さんの言葉にも、深く頷ける。

定番の天ぷらには、ハコベの塩がよく合う。ハコベと塩をミキサーにかけてからレンジで乾燥させたホームメイドだ。
この日のデザートは、葛の花のゼリー(左)と雑穀のあまざけ(右)。ほかにガマズミの手作りジャムも。

 なにより驚かされるのは、「くらたけ野草を楽しむ会」の皆さんの肌の美しさ! 毛穴レスのしっとりとしたお肌は、正真正銘の天然モノ。倉岳山頂から流れるきれいな水はもちろんのこと、自然の中で育った野草は健康と美容にいいということを、証明している。

左:テーブルに並んだ野草料理をみんなで和気藹々といただく。
右:「くらたけ野草を楽しむ会」の皆さんはとにかく明るい! そして美肌の持ち主。
左:傍らでは、冷え性やストレスを和らげる効果があると言われるホーリーバジル茶も販売。倉岳に惹かれ移住したミュージシャンのユカリシャスさんが作るオーガニックティーだ。
右:野草の効能や調理法をまとめた参考資料ももらえる。旅を終えた後も参考になりそう。

 おいしくて、ためになって、運動にもなる野草探しは、料金は1,000円でプチギフト付きとリーズナブル。時間は10時から12時半までが目安なので、午後もたっぷりと天草を満喫できそうだ。

くらたけ野草を楽しむ会
所在地 熊本県天草市倉岳町棚底2180
電話番号 0969-64-3104(5名以上で催行/予約制)

2016.08.04(木)
文・撮影=芹澤和美