現在放送中の『ばけばけ』は、小泉セツとその夫で作家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がモデル(番組公式Xより) 朝ドラの金字塔『おしん』(1983年度)は、ヒロイン・おしん(小林綾子/田中裕子/乙羽信子)の一代記(『連続テレビ小説 おしん 総集編』) 女性新聞記者の草分けを描いた『はね駒』(1986年度前期)(『連続テレビ小説 はね駒 完全版1』) 『チョッちゃん』(1987年度前期)は「幸せとは何か」を問いながら、ヒロイン・蝶子(古村比呂)と世良公則演じる「面倒くさい夫」の夫婦の機微も丁寧に描いた(NHK公式サイトより) 『ひまわり』(1996年度前期)のヒロイン・のぞみ(松嶋菜々子)はバブル崩壊後に会社員を辞め、弁護士を志す(『連続テレビ小説 ひまわり 完全版1』) 香子(岩崎ひろみ)と麗子(菊池麻衣子)、双子それぞれの「女性の人生」を描いた『ふたりっ子』(1996年度後期)(『連続テレビ小説 ふたりっ子 完全版 DVD-BOX 1』) 長年職業路線とヒロインの自己実現を描いてきた朝ドラで、一度も職を持たずに終わる専業主婦のヒロインは、おそらく『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)の布美枝(松下奈緒)が初めて(『ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1』) 『マッサン』(2014年度後期)は、ウイスキーの夢に挑み続けた夫とスコットランド人の妻の物語(『連続テレビ小説 マッサン 完全版 DVD-BOX2』) 『スカーレット』(2019年後期)の喜美子(戸田恵梨香)は愛する人たちとの別れを乗り越え、苦しみ、悲しみ、人生のすべてを陶芸に注ぎ込んで生きていく(『連続テレビ小説 スカーレット 完全版 DVD BOX1』) 『おちょやん』(2020年度後期)の千代(杉咲花)は血縁や姻縁による家族には恵まれなかったが、役者という生業を通じて「日本のお母ちゃん」となる(『連続テレビ小説 おちょやん 完全版 DVD BOX1』)