秋晴れの空の下、トラムに乗り込むと、芸術と香りの都フィレンツェが生んだ8つのボトルが並ぶ。 ミラノ中心部、スフォルツェスコ城を望むカステッロ広場前を走るトラム。車内では香りをイメージしたドリンクのサービスも。 均整と調和を重んじたボトルのデザインはルネサンス建築のよう。光と影が映し出す造形が日常に芸術をもたらす。 調香の背景にあるストーリーを聞きながら、ひとつずつ香りを体験。吊り革に揺れる解説カードを読み、さらに理解を深めていく。 試すたびに表情が変わる参加者たち。8種の中から自分らしいひとつを見つけた瞬間、笑みがこぼれる。 クラシックなトラムを装飾した特別車両でブランドの哲学に触れる。移ろう景色の中でしか味わえない没入感が心地よい。 “シャンパングラスが触れ合う音から生まれた香り”など、イタリアの豊かな感性が息づく8種が揃う。