優稚に坪庭を眺めながら、ゆったりと自分たちだけの癒やし時間を過ごせる「デラックスルーム(温泉露天風呂付き)」。 ホテルのすぐそばで鹿を見かけることも。 周囲の景観に溶け込むエントランス。ここがホテルだと気づかない人も……。 〈左〉メイン棟に入ると、旧知事公舎時代の意匠を修復・再生した空間が。〈右〉かつて多くの要人たちが訪れた際、帽子や外套を掛けたフックもそのまま残されています。 メイン棟の前に広がる日本庭園。四季折々の情趣でゲストの目を和ませます。 1951年、昭和天皇が戦後日本の独立回復に繫がるサンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の批准書に署名した「御認証の間」。 かつて興福寺の子院だった世尊院を改修して生まれた茶寮「世世」。 宿泊ゲスト限定の「ガーデンディライト」は、毎日17~18時に。庭を眺めながら、シャンパンをフリーフローで楽しめます(無料)。 庭園の緑と一体となったかのような空間が素敵な客室「スタンダードキング」。 〈左〉奈良の風景をモチーフにした客室の上品な調度品。〈右〉天然の温泉水にゆったりと浸かって、日常の疲れを洗い流したい。 レストラン「翠葉」のディナーコース〈時河/TOKIKA〉 22,770円から。名勝・吉城園から着想を得た、松勢シェフの卓越した感性が光る一皿「低温調理した地卵と出汁のムース 旬菜のジャルジニエール風」。 〈左〉旧知事公舎の客間をリノベーションしたレストラン「翠葉」。欄間などに往時の意匠が残ります。〈右〉「月ヶ瀬茶のブイヨンとお米のクロケット」。 「柿の葉で香りを付けた大和牛のロースト 古代米のおこわと醤を使ったソース」。 〈左〉旧公舎の古い蔵を改装した鮨&バー「正倉」。カウンター8席の特別な空間で、京都で研鑚を積んだ平山シェフがもてなします。〈右〉端正なにぎりには、確かな職人技によって引き出された旬の旨みが凝縮。鮨コース 昼・夜ともに25,300円~ 天然温泉風呂を備えたトリートメントルーム2室からなる「SUIスパ」。古都に受け継がれる和漢ハーブの知恵を取り入れた施術を堪能できます。 墨匠・長野睦氏による、手作りホテル紋章入り「奈良墨」などの特典が付いた、開業記念宿泊プラン〈古都コレクション〉は、2023年12月22日まで。1室135,752円~(2名利用)