カラカウア王の誕生日前後、イオラニ宮殿はロイヤル・スタンダードという旗に覆われる。 正餐の間のダイニングテーブル。皿やグラスには王室の紋章や王冠がデザインされている。 徳川家の葵の紋が入ったティーセット。 通常のツアーで入る、最後の女王リリウオカラニの幽閉の間では、女王自ら端切れを縫い合わせたクイーンズ・キルトが見られる。 菊花紋が入った伊万里の壺は、カラカウア王の戴冠祝いに明治天皇から贈られたもの。 オリジナルのシャンデリアが豪華な王座の間。王の正装の胸元には日本から贈られた勲章も。 王のベッドのキルトは、1886年、50歳の誕生日に贈られたキルトの精巧なレプリカ。 踏板は当時のままだというコアの階段。 王室の紋章。