由布岳を望む、ドリーミーな開放感が味わえる大露天風呂。地下500mから吹き上げる自墳泉で、濃度の高いものを自然のまま配湯した100%かけ流し。美肌効果が高いとろりと濃密な湯は無色透明だが、空気と光で白濁したブルーに変化。心の保養はミルキーブルーの温泉で。 二階建ての離れの棟をDIYで改装。友人の家に遊びに来たような、親しみのある空間。ひとり用が1部屋、ふたり用が2部屋あり。 温泉から噴き出す約100℃の蒸気熱を利用した「地獄蒸し」の釜。ほんのり塩気を感じる味わいに。 蒸し温泉卵。 建物の前には、素足や素手で直に大地に触れることで、体内へ蓄積される電磁波を放出するアーシングのスペースが。 宿の魅力を端的に言い表す「上質な素朴」とプリントされたオリジナルマグカップ 1,200円。上質な素朴を味わう。 設計は、新進気鋭の建築家、植原雄一氏に依頼。広大な自然に建物を纏わせるように、目線や境界線をあえて曖昧に、フラットにした。モダンが自然と溶け込んでいく。 源泉かけ流しの温泉が湧くお風呂。 リビングと寝室は別部屋に。 敷地内にある7棟のうち2棟はメゾネットタイプ。2階は小さな部屋と地続きに露天風呂とテラスが設えられ、昼間は明るい森、夜は瞬く星の眺めをひとり占めできる。 人が奏でるざわめきや、スタッフがきびきびと働くムードが好きという高田さん。レストラン棟はホールをあえて大きくした。 雑多な植物も粋。 フロント棟には売店、夜はバーになるラウンジが2階に併設されている。随所に飾られている現代アートは、高田さんがコレクションしてきた作品。また各部屋は六本木のYutaka Kikutake Galleryに協力を仰いだ。 滋味深さとモダン、素材で優しい味わいがすっと立ち現れる料理。朝は美しい光のなか自家米と野菜ふんだんの和定食を。 ゆふいん束ノ間・現代湯治宿舎 湯倫舎。 ゆふいん束ノ間・現代湯治宿舎 湯倫舎。 山荘わらび野。 山荘わらび野。