各レーンを行き来する開口部からはどの部屋も見渡せるが、見えすぎない配慮もされている。テーブルは宮城県石巻市の家具工房「石巻工房」。「ワム」の薪ストーブで、冬は火のある暮らしを楽しむ。 あえて外光が入りにくくしたというこの部屋は書斎にすることも。テーブルはテラスでも使っているガーデニング用のもの。「仕事をするときは、たいていここで。リビングから離れていて明るすぎないから落ち着くんです」。 軽くて持ち運びしやすい「ニーチェアエックス」をテラスへ。「この椅子に座ることが多い」というお気に入りだ。 ゲストルームにもなる離れの2階。デイベッドに寝転んで考えごとをするのも、井上さんにとって大切な時間。右側の窓からは家族の気配を感じられる。 やわらかな光を灯す「アンビテック」のテーブルランプはコードレス。家具と同様に、どこへでも移動できる。 最近整理したもの「本と雑誌」。