CREA Traveller 2026 冬号は「北イタリア」特集。ミラノを拠点に、冬季五輪の舞台となる山岳リゾートのコルティナや白トリュフとワインの産地ピエモンテ、古き港街ジェノヴァ、ルネサンス期の芸術が凝縮するパドヴァ、マントヴァなど、物語のある街を巡っていく。

CREA Traveller 2026 冬号
ミラノと北イタリアの美しい町々
特別定価 1,650円
ミラノ生まれのトップファッションメゾンが魅せる文化施設やアートギャラリーは 自社アイテムだけでなく“純粋に美しいもの”を集めたアートやカルチャーを発信。
それは、ノブリス・オブリージュ(高貴な慈善の精神)を感じる空間だ。
「プラダ」の哲学を物語る 最新アートの発信基地
イタリアを代表するハイファッションブランド「プラダ」のクリエイティブディレクターであり、同ブランドのオーナーであるミウッチャ・プラダ氏は、コンテンポラリーアートの熱心な愛好家としても知られている。
1993年に設立された「プラダ財団」が2015年に芸術と研究に特化した文化施設としてオープンしたのが、「フォンダツィオーネ・プラダ」だ。
ここは1910年代に蒸留所として使用されていた7つの建物を、レム・コールハース率いる建築設計事務所OMAによる設計で改装。
7つの既存の建物に「ポディウム」、「シネマ」、「トーレ」と呼ばれる建物を増築して組み合わせている。「トーレ」にて常設展を、「ポディウム」では主に様々な企画展を開催している。
CREA Traveller 2026年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。










