お気に入りのジュエリーを身に着けるだけで、「今日もがんばれそう」と思えたり、前向きでハッピーな気持ちになれたり。そんな”お守り”のような存在のジュエリーを、髙島屋のアクセサリー担当バイヤー・木谷文香さんがセレクト。今回は、首元にアクセントを添えるネックレス篇。毎日の装いに、ささやかなきらめきを添えて。


日常にも、“勝負”の日にも寄り添う存在

 お守りを首に下げる習慣は、古代エジプトの護符や日本の懸け守など、世界各地で「身近に祈りや願いを持ち歩く」ための行為として親しまれてきた。

 「胸元を飾るネックレス。身に着けることで気持ちのオン・オフを切り替えたり、“ここぞ”というときに無意識にトップをぎゅっと握っていたり……そんな経験がある方も多いのではないでしょうか」と木谷さん。

 新しい一年に向けて、ともに歩む“相棒”として、お守りジュエリーを取り入れてみては。
 

【1】甘すぎないハートモチーフでクールな華やぎを

 身に着ける人の魅力を引き立てるデザインを発表し続けている「STAR JEWELRY(スタージュエリー)」。クラフトマンシップを大切に、自社工房で培われた技術を受け継いで生まれるジュエリーは、世代を超えて愛されている。

 「ETCHED HEART」は、“自分自身を輝かせる”という願いが込められたシリーズ。シャープにカッティングされたハートの縁にスタッズをあしらい、中心にはダイヤモンドを配している。甘さを抑えたクールな印象で、胸元で揺れるたびに上質な輝きを添える。

【2】アシンメトリーに配された石が動きのあるデザイン

 身に着ける女性の心を満たし、小さなときめきを届けるジュエリーを生み出している「4℃」。ブランド名は、氷が張った水面の温度を指し、水のようにしなやかで、すべての人に潤いをもたらす存在でありたいという願いが込められてるという。

 潮の満ち引きのように変化する女性の心に寄り添うThe Tidal(ザ タイダル)コレクションから、温もりと輝きで胸元を彩る「Hug me」をテーマにデザインされたネックレスを紹介。

 プリンセスカットやテーパーバケットカットなど、異なる形状にカットされたクオーツとトパーズがきらめき、首元を華やかに演出してくれる。

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