「なんだか疲れて見える」「口角が下がってきた」「顔が左右で違う気がする」……。そんな“顔あるある”な悩み、実は放っておくと“老け見え”の原因に。そこで今回は、SNSでのセルフケア発信が話題のエステティシャン・このみ先生が提案する、日常生活の中で取り入れやすい“つまみほぐし”メソッドをご紹介します。

 前編では、「しょぼ目」「ハチ張り」といった“上半顔”のお悩みにアプローチ。変顔上等! の気持ちで、まずは思いきり試してみて。

 このみ先生の著書『1分 つまんで顔ほぐし - ムニムニ プニプニで脱・老け見え! -』より、一部を抜粋・編集してお届けします。後篇を読む


しょぼ目をぱっちりさせたい!

これで解消!

□ 視線を動かすことで、額や眉間のこわばりがゆるむ
□ ピントを調整することで目の筋肉が自然と鍛えられる
□ 目の周囲に滞っていた血流やリンパの流れが改善される

1. 遠くに目印を置き近くで人差し指を立てる

 コップなどの目印を離れたところに置き、椅子に座って背筋を伸ばします。人差し指を顔の正面に立てます(目が悪い人は、目印の位置を目の焦点が合う距離に調整してください)。

2. 人差し指に焦点を当てる

 指先をじっと見つめます。ぼやけずに、はっきり見えますか? このとき、眉間やおでこに力を入れないように、目の焦点だけを合わせるようにして。

3. 遠くに置いた目印に焦点を当てる

 今度は視線を切り替えて、机の上のコップなど、遠くの目印に焦点を合わせます。焦点がしっかり合ったら再び指先を見ます。

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