おすすめの使い方&“粉っぽいババア”にならない塗り方
さて、実際の製品をよく見てみると、ほんのり淡いホワイトベージュに、ものすご~く微細なピンク系パールがぎっしりと入ってます。
そのピンクパールが均一に肌表面につくことで、ツヤが面で輝いて、肌がとてもキレイに見えると感じました。
またパールがピンクなので、塗るだけで顔色を明るく感じさせられるから、常にどんよりくすみがちな顔色の人や、すっぴんの時は基本血色なんてものはない! という人にはとてもおススメです。
ハイライトに多いホワイトパール系よりもギラギラ見えないので、顔の中でなじみながらもハイライト効果を出せるという点でも、“ババア”向きのハイライトだと思います。
そしてフェイスブラシを使えば、顔全体に使う使い方も絶対にNGでもないかなと。
例えば夏頃からオススメしている、コンシーラーとフェイスパウダーのみでベースメイクを仕上げるノーファンデメイクの時のフェイスパウダーを、このセザンヌにするなど。
全顔に塗ると、ちょっとキラキラ過ぎかなと思う方は、広い部分はノンパールのパウダー、顔の中の高い部分にこのセザンヌを塗る、などの使い方もアリかなと思います。
筆者は目の下はクマカバー、頬骨の高い部分と、鼻筋、あご先にハイライトとして使う使い方が最も使いやすいと感じましたが、人によって使いたい箇所が変わってきそうです。
なので、気になる影をある程度消せる、使い勝手がかなりよい、外出先でのお直しアイテムとしても活躍できる、しかもこのお値段で! という総合点で、かなり優秀だと思いました。
ちなみに付属ブラシも、先がとがり気味の山型になっているのがよく考えられていてエライ。狭い、細い部分にしっかりフィットさせられるし、目の下などのある程度幅が必要な部分に塗る時は、寝かせて塗ればOK。
小さいながらもちゃんと意味のある形なところに、作り手の強いこだわりを感じます。
「粉っぽいババア」を回避する塗り方のポイント
最後に、SNSで「粉っぽいババアになった」とのコメントも多くみられますが、おそらく、ブラシで粉をとった後、そのまま直接顔に塗っているため、量が多すぎて粉っぽくなってしまっているのかも。セザンヌが推奨しているように、「ブラシで粉をとった後、手の甲などになじませてから使う」ことを意識するといいかもしれません。
または、付属のブラシで、気になるポイントだけではなく、顔の広い範囲に塗ると、やはり粉っぽくなってしまう可能性が。広い範囲に塗る場合は、先述のように、フェイスブラシを使うのがベターです。
突然のバズりにメーカー側も嬉しい悲鳴の最中なので、しばらく品薄状態が続くかもしれませんが、ババアでもそうでなくてもひとつ持っていると相当使える粉、だと思います。
セザンヌ
フリーダイヤル 0120-55-8515
https://www.cezanne.co.jp/lineup/4939553530299/
斎藤真知子
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
Column
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