【熊本こぼれ話 その3】
「くまモンが気になりすぎて」

 熊本の街を歩いていると、どこに行ってもたくさんの「くまモン」の姿を見かけます。そして、これだけのくまモンの姿を目の当たりにすると、いろいろ気になってきます。「なぜここまで広まったのか」「いずれ熊本の街はくまモンに埋め尽くされてしまうのではないか」……とか。

 こちらは阿蘇で見つけたくまモン風トピアリー。

阿蘇の「やまなみハイウェイ」に突然あらわれます。

 そこで村上さん、「県庁のくまモン担当者に話を聞きたいな」と一言。旅の予定をすこし変更して、急遽県庁へと向かいます。

 通常、女性誌の取材でしたら「あの人に贈りたい、くまモンみやげ徹底ガイド」などになりそうですが、今回は違います。

 「くまモンとはいったい何者なのか」というガチな取材です。

 もしかしたらご担当者もちょっと戸惑ったかもしれませんが、村上さんの質問(や素朴な疑問)に丁寧に答えてくださいました。

 くまモンという存在に迫ったやりとりの詳細は……ぜひ誌面でお楽しみください。

 と、駆け足でお伝えさせていただきましたが、興味ひかれた方は、ぜひCREA9月号を手にとってくださいませ。猫と戯れる村上さんの姿など、心あたたまる写真も掲載しております。

 そしてこのこぼれ話シリーズ、形を変えて第2弾、第3弾と続きますので、お楽しみに。

村上春樹さんの「熊本旅行記」をめぐる
ちょっとしたこぼれ話

2015.08.07(金)
文=CREA編集部
撮影=都築響一、CREA編集部

CREA 2015年9月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

本とおでかけ。

CREA 2015年9月号

街へ公園へ、空想の世界へ
本とおでかけ。

定価780円