キレイでいたいけれど、美魔女になりたいわけではない――美魔女になれない人は、“美聖女”を目指してみよう。

 清潔感という“美聖女”のキーワードを実現するために、まず何から始める? 必要なのは、ちょっとした心がけと、大きな力を持つ小道具たち。そんな「美聖女のススメ」実践篇を、齋藤薫さんが指南します。

» 第1回 お風呂上りの気配
» 第2回 メリハリ生命感
» 第3回 キレイなシワを刻む

◆ Rule_10
歳を重ねるほど、じつはピンクメイクが正しい

 女はひとまずみんなピンクが好き。でも大人になるにつれ、ピンクに気後れするような気持ちが生まれるかもしれない。特にメイクにおいてはそう。口紅もチークも、あえてピンクを外す人がいる。

 でも本当は逆。失われた清潔感をプラスする重要なカギのひとつは、澄んだ血色を纏うこと。だから唇も頰も無垢なピンクをあえて選ぶべきなのだ。ここでダーク系ローズなどを選んだら、体の中までくすんだ人をイメージさせてしまう。色づかいで体の中まで”浄化”するのが、大人メイクの約束なのだ。


ディオールの春のメイクアップコレクションは、可憐な花々の色の饗宴のよう。
上から:肌色のカラーバランスを引き立てる。スノー レインボー パウダー 7,600円
ピンクの濃淡で魅惑的な目もとに。サンク クルール(836) 7,600円
シルクのようなテクスチャーのピンク。ディオール ブラッシュ(966) 5,500円
フェミニンなピンクで唇を包み、いきいきと輝かせる。ディオール アディクト リップスティック(371) 3,600円/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定発売中)

パルファン・クリスチャン・ディオール
電話番号 03-3239-0618

2015.04.06(月)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫

CREA 2015年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

きれいな人がしてること

CREA 2015年4月号

パリ、東京、ハワイ、NYの“朝と夜”の習慣
きれいな人がしてること

定価780円