マスクほど確実に肌を変える即効アイテムはない

(1) 生存能力に優れた2種類の植物の始原細胞を贅沢に配合し、細胞の修復と再生をサポート。P.C.ラディアント イン マスク 75ml 12,000円/ヘレナ ルビンスタイン
(2) 濃密オイルが肌を密封&じっくりほぐし、ぷるんとリフトアップ。セルジェニー リピッドオイル マスク 130g 8,000円/コスメデコルテ
(3) 類まれな修復力をもたらす蜂由来の成分が、エイジングサインが現れはじめた肌に栄養を集中補給。アベイユ ロイヤル ジェル マスク 50ml 16,500円/ゲラン

 マスクの使用頻度は一般的に“週に1~2回”が目安、と言われるが、正直に守っている人はむしろ少ない。そもそも“週1~2回”も、昔、脱脂力や取り去る力の強いフィルムタイプやクレイタイプのマスクが主流だったから。でも今主流のシートマスクは毎日使ってもいい。ごくたまに何かある日に使ってもいいし、大切な日に向けて3日連続で使い続ける、みたいな使い方もあり。使っても使わなくても……というアイテムほど、他に差をつけるキレイの決め手になるのだから。

 かくして10年ほど前からシートマスクが空前のブームとなったわけだが、マスクが今ここで再び盛り上がりを見せているのは“塗るマスク”が復活しているから。

 しかも、かつての“塗るマスク”とは明らかに違う。それは、塗ったまま入れてしまうふき取りも洗い流しも不要のマスク。すべて肌の中に入れ込むタイプ。え? それもマスクなの? と言うかもしれない。しかしマスクとは基本的にはがすことより顔を厚い膜で覆うことが重要で、入っていくなら、入れてしまってかまわないのだ。

2015.01.01(木)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫

CREA 2015年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

台湾でできること。

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