アッサムラクサの持ち帰り屋台の動画も必見!
このように、ひと言で「ラクサ」といっても様々な味があり、紹介した以外にももっとあります。また、港町のペナンは新鮮な魚をたっぷり使い、ボルネオ島は特産物の黒胡椒を調味料に加えるというように、その土地ならではの食材を使っているのもラクサの特徴。いうなれば、土地の風土や歴史を一杯にぎゅっと凝縮した麺料理なのです。人々が大切に育んできた食文化に思いを馳せながら、ゆっくりと味わってみてください。
文中で紹介したラクサの雰囲気が味わえる動画はこちら。アッサムラクサの持ち帰り屋台の様子です!
日本で「ラクサ」を食べるならココ。日本でも様々なラクサが食べられます!
ケニーアジア(大阪市中央区千日前)
ペナンラクサ (※1)
URL http://kennyasia.com/
ペナンレストラン(東京都港区芝)
アッサムラクサ (要予約)
URL https://www.facebook.com/PenangRestaurant
マレーアジアンクイジーン(東京都渋谷区渋谷)
ミーラクサ (※2)
URL http://www.malayasiancuisine.com/
マレーカンポン(東京都中央区八丁堀)
ニョニャラクサ
URL http://www.malaykampung.com/
マレーチャン サトゥ(東京都豊島区西池袋)
ペナンラクサ (※1)
URL http://www.malaychan-satu.jp/
マレーチャン ドゥア(東京都豊島区東池袋)
ペナンラクサ (※1)
URL http://www.malaychan-dua.jp/
ラサマレーシア(東京都中央区銀座)
カレーラクサ
URL http://r.gnavi.co.jp/g275501/
(※1)メニュー名はペナンラクサですが、アッサムラクサのことです
(※2)メニュー名はミーラクサですが、ニョニャラクサのことです
マレーシアごはんの会 古川 音(ふるかわ おと)
「マレーシアごはんの会」にて、マレーシア料理店とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を企画・開催。クアラルンプールに4年滞在した経験をもち、『ニッポンの評判』(新潮新書)のマレーシア編を執筆。マレーシアごはんの会の活動のほか、情報サイト「All About」でのマレーシアライター、食文化講演も担当している。
オフィシャルサイト http://www.malaysiafoodnet.com/
Column
マレーシアごはん偏愛主義!
現地で食べたごはんのおいしさに胸をうたれ、風土と歴史が育んだ食文化のとりことなった女性ふたりによる熱烈レポート。食べた人みんなを笑顔にする、マレーシアごはんのめくるめく世界をたっぷりご堪能ください。
2014.12.25(木)
文=古川 音
写真=古川 音、三浦菜穂子