東京・羽田空港からエア・カナダの直行便で約11時間50分。カナダの首都・オタワを擁し、ナイアガラの滝など雄大な大自然にも恵まれたオンタリオ州。その州都・トロントは、カナダ最大の都市であると同時に、実は世界有数のアート都市でもあります。しかも、市内では130カ国・地域の言語が話されているのを象徴するように、世界じゅうの文化がこの街にぎゅっと凝縮しているのも特徴的。

 そんな多彩なアート体験を楽しめる、トロントならではのスポットを、3回にわたって紹介しましょう。第2回目は女心がときめくミュージアムへご案内。

かわいい乙女なミュージアムもあります

 格調高い重厚なミュージアムで、豊饒な文化の香りにゆったりとひたるのもいいけれど、トロントでは、心が華やぐ楽しいカルチャー体験も可能。キュートなアートスポットを訪れて、この街ならではのひとときを満喫しましょう!

かわいい靴がいっぱい。BATA靴博物館。

あの伝説セレブの靴も! BATA靴博物館

「BATA靴博物館」(外部サイト)は、チェコ生まれの人気靴ブランド「BATA(バータ)」が創設した、世界最大規模の靴専門博物館。シューズボックスをイメージした四角い建築のなかには、世界各国から集められた1万2000点以上の靴がぎっしり! 紀元前のものなど文化的価値の高いものからマリリン・モンローやジョン・レノン、さらにはお騒がせセレブ(!?)ジャスティン・ビーバーが履いていた靴まで、ユニークな展示で人気を集めています。

館内では、約4500年にわたる靴の歴史をたどれます。
地域・時代によって異なる靴文化の奥深さに驚くばかり……。

大富豪の館、カサ・ロマでお姫様気分

 ナイアガラの滝での水力発電で巨万の富を築いたペラット卿が1911年から数年をかけて築き上げた大邸宅が「カサ・ロマ」(外部サイト)。ゴシック様式の美しい庭園、贅を凝らしたインテリア、秘密の通路など、見学するだけですっかり気分はプリンセス。ちなみに、この大邸宅の建築費があまりに巨額になってしまったため、ペラット卿はついには破産してしまったとか……。それだけ贅沢な空間、見る価値ありです。

おとぎの国のようなかわいいお城。
館内には素敵なお部屋がなんと98室も!

»ステージ好きは、お姫様気分で劇場へ(外部サイト「トロントでアーバンアートな冬休み」へ)


【Column】乙女モードで、すいすいスケート遊び

 冬のトロントのもうひとつのお楽しみといえば、スケートリンク。シーズンを迎えると市庁舎前やハーバーフロントなどに屋外スケートリンクがオープンし、夜10時ごろまで営業。レンタルシューズもあるので、気軽にスケート遊びに参加できます。街のイルミネーションに囲まれながら、ロマンティックに氷の上をすいすい……。素敵な思い出になること間違いなしです。

たくさんの人でにぎわうナイトスケート。

» 第1回 まずは北米最大級のミュージアムへ!
» 第3回 文化系女子が萌えるアートスポットが点在

「トロントへEscape 極上体験をプレゼント!」
エア・カナダ トロント往復航空券が当たります

トロント観光局では、冬のトロントをもっともっと好きになってほしいと、2015年2月10日まで、「ウィンターヴァカンスキャンペーン」を実施中。トロントの魅力を実際に体感できるようにと、エア・カナダの東京・羽田~トロントの往復航空券、オンタリオ州産ワインのプレゼントも用意しているのが嬉しいところ。特設ウェブサイトへアクセスしてみて! »プレゼントの詳細をみる(外部サイト)

2014.12.04(木)
構成・文=矢野詔次郎